ホワイト企業、 会社辞めます。
google社の社員さん(たぶんアメリカ人)が会社を辞めた記事を読み、私も自分の心境や考えをどこかに残しておきたい。と思いました。勝手に社名を出して消されてしまうかもしれませんが、googleさんはそんなに意地悪じゃないと私は思ってます。ね、そうですよね?(^^)
私はこの悩みをあまり周りに言うことができませんでした。インターネットには情報が転がっているというけれど、インターネットを検索しても、答えを見つけることができませんでした。だから私は私なりに悩み、自分の生き方を決めることにしました。
このブログがいつか、同じ悩みにぶち当たった方の助けになることを願っています。
私は大手自○車会社を今月退職します。
1)潰れない(可能性が低いというだけ)
2)若手だから給料はよくないけど安定していて、ボーナスもガッツリ出る
3)福利厚生なんて素晴らしい。有給消化は月一回義務付けられているほど
4)福利厚生の一環で、ジム会費、ビジネス機器、メガネなどの購入費を一部負担してくれる
5)なにもしてなくても給料もらえる
6)会社名を言ったら誰もが認識してくれる(ほぼ世界中、たぶん…)
こんないい会社だったので、ホワイト企業を通り越した、『クリア企業』と私は呼んでいました。(笑)まじでクリアです。
そんなにいい会社を私は今月退職します。
何が原因か?よくある人間関係か?・・・
人間関係はいたって良好でした。むしろ私の八方美人な性格が功を奏したのか、色んな人にとても良くしてもらいました。ぶっちゃけほかの同期に比べても、多くの人から飲み会の声が掛かっていたと思います。
では何が不満だったのか?
不満を通り越し(笑)、自分の人生について考え、悟ってしまったのです。
私の場所はここじゃないな、と。
私は新卒でこの会社に入り、約半年の研修の後、現在の部署に配属されました。なので、この今の時期が配属1年目という節目でもあります。
この会社に入ってからずっと、私は社内ニート(新卒ニートバージョン)でした。
会社で仕事が見つけられませんでした。
人と話すことが大好きな私は営業志望でした。しかし、配属通知には管理部門という文字が印刷されていました。配属先を見たときは、なぜ?向いてなさそう。と思いました。でも人事が、私の強みや将来の可能性を見抜いてここに配属させてくれたのだろうと信じて疑いませんでした。だから、私はここで一生懸命働くんだ!というキラキラした気持ちで通勤していました。
案の定、最初の1か月は仕事はありません。これは想定していました。
しかし日が経っても仕事がきません。
あ、そうだそうだ、よく就活中に聞かされたな。自分で動いて仕事を見つけ出すんだ!私はそう思いました。無いなら自分でつくる。だから私はその部署の資料を読み漁りました。数字がいっぱいです。鳥肌が立ちました。経済学部なのに数字が大嫌いな私にとっては、本当に苦痛です。
でも、私が見れる資料は限られていたので、すぐに見終わってしまいました。(まぁ私が飽きっぽいというのもありますね。(笑))1週間ほど資料を見ていたのでしょうか???同じ資料を何度も何度も。数字しか書いてないので、頭の良くない私には何のことかさっぱり理解できてなかったのです。やっぱり凡人には説明してくれる人が必要でした。(笑)
だから今度はe-learning をやりました。エクセルやパワポの使い方を学ぼうと思いました。元から0の知識ではなかったので、結構すぐ終わってしまいましたが、自分の知識の穴埋めができました。
ここで2,3か月経ちました。
あれ?まだ仕事ない。そろそろやばいな。。。と思って、仕事をくれるように懇願しました。
が、ないと言われました。(笑)
自分で仕事を探すことは自分の能力的にもうできない、と思いました。天才なら見つけられるかもしれないけど、私は凡人でした。自分のキャパの限界でした。
こういった状態が結構続き、しまいには1日8時間ネットサーフィンをするようになりました。(毎日じゃないですよ。(笑))
ネットサーフィン8時間。
いいな~ってよく言われます。(笑)
でも私には地獄でした。つらかったな~。。。
ニートはニートなりに色々と考えてしまいます。暇だからです。(笑)自分が採用された意味や、自分自身の価値までも考えてしまうようになりました。考えて、お腹が痛くなりました。
そんな毎日が続き、配属7か月目になりました。
化粧もだんだん薄くなり、ほとんどしなくなり、表情もなくなり、毎日満員電車に押しつぶされ、時には痴漢されたりしながら会社に行っていました。でももう感情がなかった。
とある日、同期に会社でばったりとあったら、
「顔が死んでるよ、体調悪いの?」
と言われました。
その日、定時後に友人に会ったら
「表情がない、大丈夫?鬱なんじゃない?」
と言われました。
そしてはっと我に戻ったのです!(笑)
私は半分鬱に足を突っ込んでいることに気が付きました。
これじゃまずい!と思い、すぐに美容院に行き、5年以上長さを変えていないロングヘアをバッサリと肩まで切り、パーマをかけてイメチェンをしました。(笑)
なにそれ?と思うかもしれませんが、いい気分転換になりました。
次の日からは表情を出す努力をしました。
私の特徴は天真爛漫(よく友達に言われるから。(笑))で、いつも笑っていること。元気!そんなかんじだったのに、無表情になってしまった自分を第三者目線で見て、これは私じゃない!と思えたんですね。それがよかった。
私は入社前の、自分らしい私に戻ろう!と決意しました。
だから、仕事ください!と言いまくりました。そして少しずつですが、仕事をもらえるようになりました。(でも一日5時間はネットサーフィン(笑))
(ここまでは不満です。以下悟りです。)
一日5時間はネットサーフィンなので、私は自分について考える時間がたくさんありました。
そして今いるところが自分の場所ではないことを悟ってしまったのです。
お給料を安定的にもらえる以外、この会社に居続ける理由を見いだせなくなっていました。
結論、辞めよう。と決めました。
配属9か月目のことでした。
でも踏ん切りがつかず、退職の旨を伝えることができませんでした。
じだんだ踏んでいました。辞めた時の生活、生きていけるのか、いろんな不安の波が私の心に押し寄せましたが、最も私を苦しめたのは、
『じゃあ私は何をしたいんだろう』
という問いかけでした。
特にこれが絶対したい!!!というのが無いんです。だから、退職の旨を伝えるのに躊躇してしまいました。
私はやりたいこと、いっぱいあります。でも、色んなことに興味がありすぎてよくわかりません。すぐ飽きちゃうし。だから、もっと何をしたいのかしっかり決めてから退職の旨を伝えよう。と思っていました。でもしっかり決まるのなんていつになるかわからないんですよ、私の場合。(笑)明日かもしれないけど、1年後、10年後、20年後かもしれない。むしろ一生わからないかもしれない。
なら、ここで留まってても何も変わらないな。わからないならわからないなりに前へ進まなきゃ。と思いました。
だから、この考えに至った次の日に退職届を出しました。退職後の生活は不明です。上司には納得してもらえないと思ったので、嘘をチョチョッとついてしまいました。嬉しいことにみなさん一生懸命引き留めてくださってので、退職後何するか決まってませんとは言えませんでした。
よくしてくださった会社の皆様、本当にありがとうございました。
このブログを私が書いていると気づいたら少し困りますが(笑)、皆様には本当に感謝しています。
『何がしたいのか』
この問いに私はまだ答えを見い出せていません。小学生の時、中学生の時、我も忘れて熱中したあの習い事のようなものを今から見つけられるのか、不安ではあります。
でも やってみればいいんじゃないか?
なんでもやってみる。それが私の主義であり私らしさだと思っているので、私はチャレンジしたいと思います。
今悩んでいるみなさん、
会社があわないなら、その理由をそこまで深く考えなくてもいいんじゃないかな?しっくりこないじゃだめ?(笑)
やりたいことがあるならやっちゃおう!楽しく生きる道選んでもいいんじゃないかな?
好きなこと、これから見つけてもいいんじゃないかな。
自分らしさを押し殺さなくてもいいんじゃないかな?
世間には非難を浴びるかもしれないけど、そんなのいいじゃん!
自分の人生だもん。楽しいことして生きてもいいんじゃない?
っていうのが、私がここ1年半で導き出した答えです。これだからゆとり世代は考えが甘い!!!と言われるかもしれませんが、これは私の生き方で考え方であり、否定する権利は誰にもありませんよね☆
じだんだ踏むよりも、わかんないならわかんないなりに、前に進んだほうが、すっきりするよ!!!
あ~…この私の告白が、いつかみんなの役に立つといいな。
みんなが幸せになりますように!(^^)